はじめに
太陽光発電の導入は決して安い買い物ではありません。
また、業者によって価格や対応も異なるため業者選びは非常に重要です。
失敗・後悔を避けるための手段の一つとして相見積もりの取得があります。
太陽光+蓄電池は、相見積を取るだけで「価格差の理由」と「提案の違い」が見える化できます。
私の場合、最終的に5社から見積を取り、最大で約100万円の差がありました。さらに、業者によって提案が異なり、同じ屋根でもパネルメーカーによって載せられるパネル容量が変わることが分かりました。
私が営業に伝えた希望
私は見積依頼時、営業に次の希望を明確に伝えていました。
- できるだけ価格を抑えたい
- メーカーは強くこだわらない
- できるだけパネル容量を大きくしたい
相見積は、前提が揃っていないと比較になりません。
この3点を最初に揃えるだけで、見積の見比べがぐっとラクになりました。
相見積で分かった:メーカー提案で「載せられる容量」が変わった
複数社の提案を比べると、提案されるパネルメーカーも分かれました。
そして、パネルメーカーが異なるとそれぞれ提供しているパネルサイズ・出力が
異なるため、同じ屋根でも「載せられるパネル容量」が変わります。
我が家の場合、先ほどの条件で見積依頼したところ、
- カナディアンソーラー:6.36kW
- エクソル:5.34kW
- ネクストエナジー:5.28kW
の3つの提案がありました。我が家の屋根の場合、カナディアンソーラーの
太陽光パネルのサイズが相性が良いことが分かりました。(合計容量が大きいという目線で)
そのため、
「この屋根なら何kW載るか」は、1社の提案だけで判断しない方が安心です。
上記3社を比較したところ、価格やスペック、保証において大きな差はないと感じたため
私は一番パネルを載せられるカナディアンソーラーを選択しました。
相見積もりには一括見積サービスの利用一択
私もそうでしたが、太陽光発電の施工業者については無知でした。
なんとなくですが、CMで広告を出している会社は高いのでは?と感じており
冒頭にも書いた通り、私はできるだけ費用を抑えたかったので業者選びからスタートしています。
世の中はとても便理になっており、太陽光・蓄電池の一括見積サービスというものがあります。
自宅周辺で希望に合う業者を数多くある業者の中からピックアップして紹介してくれます。
1社ずつ探す手間が減り、同じ条件で複数社を比較しやすいので、相場感が掴みやすかったです。
登録後はすぐに電話がかかってきて、条件の確認や図面の送付(現地確認でもOK)で見積作成をしてくれるため、忙しい時でもサクッと見積をとれるところが魅力です。
条件に合わず、お断りを入れるとそれ以降の営業は一切ありませんでした。(ルールになっているそうです)
導入を検討されている方は是非お試しください。
※こちらに紹介リンクを貼る予定です。
訪問販売(飛び込み営業)は高めに感じた
新居に引っ越した後、飛び込み営業(訪問販売)も何社か来ましたが、私は「若干高めに設定されている」と感じることがありました。
またノルマがあるのか、営業がしつこい傾向にあります。
見積をもらうためには、「ちゃんと説明させていただきたい」という謳い文句で
1~2時間の説明を聞く必要があり、休日は家族との時間に使いたい私には正直合いませんでした。
相見積で複数の比較対象があると、冷静に判断できます。
価格差が出やすいのは「足場の有無」
相見積を取って感じたのは、足場の有無で見積金額に差が出るという点です。
足場とはこういうものです。

作業性、安全対策として設置されるみたいです。
もちろん会社によって、太陽光パネルや蓄電池の本体価格などにも差がありますが
単純に足場の設置費用の有無で見積金額に差が生まれます。
ただし私の経験上、見積書の中に足場設置の有無は記載されていないので
気にされる方は営業担当に聞いてみてください。
業者によって、
- 会社の規則で足場を設置しないと工事ができない。
- 屋根の形状や周囲環境によって判断。施工主の希望があれば足場を設置するが費用増。
の2パターンがあることを知りました。
足場の考え方
会社の規則で足場を組む方針の企業(大きい企業に多い印象)の営業からは、
「足場は必須です」と説明されることが多いです。
言い方によっては、足場なしで工事することに対して、施主が不安になることもあるかと思います。
ここで大事なのは、足場の有無そのものより、
高所作業の安全対策(墜落防止)を、どうやって担保するか
という点です。
足場ありでもなしでも、安全対策を具体的に説明できるかが重要だと感じます。
ある意味、安全に工事を行う事もそうですが、設置費用を抑えることも企業努力として重要と
捉えることができます。
とはいいつつも、最終的には施工主の価値観で判断が分かれるポイントです。
(どちらが良いかという議論はしていません)
足場について業者に確認する場合の質問例
足場に関して心配に感じる方は、次の質問を営業に問いかけるとよいと思います。
- 今回の屋根条件だと、足場が必要/不要と判断する根拠は?
- 足場なしの場合、墜落防止は具体的に何をする?(親綱/墜落制止用器具/屋根足場など)
- 足場を組む場合の費用はいくらで、見積のどこに入っている?(別途/込み)
- 足場の有無で施工品質や保証条件に違いはある?(施工保証、雨漏り対応など)
- 近隣配慮(通行・騒音・資材置き場)やトラブル時の窓口は?
(参考)見積を比較するときのチェックリスト
相見積を比較する際の、10項目をリストアップしたので参考にしてください。
- 機器の型番(太陽光パネル/蓄電池/パワコン)
- 太陽光容量(kW)とパネル枚数
- 蓄電池容量(kWh)と定格出力(kW/kVA)
- 工事費の内訳(架台/配線/分電盤/基礎/撤去/運搬など)
- 足場の有無(費用に含むか、別途か、不要判断の根拠)
- 申請代行の範囲(電力申請・補助金・系統連系まで)
- 施工範囲に「含まれないもの」(追加費用が出やすい項目)
- 保証の内訳(メーカー保証/施工保証/自然災害補償)
- 連絡窓口と対応フロー(故障時に誰へ連絡?)
- 支払い条件(契約金/中間金/完了払い、キャンセル規定)
営業との相性は重要
業者選びにおいて、価格だけでなく営業との相性も重要です。
- 不明点への回答が早いか
- 回答が的を得ているか(前提や根拠があるか)
- 追加費用や例外条件を先に説明してくれるか
このあたりで「安心して任せられるか」が変わります。
まとめ:相見積の目的は「失敗回避」と「納得感」
- 5社で相見積を取ったら、最大で約100万円の差が出た
- メーカー提案で載せられる容量(6.36kW〜5.28kW)が変わった
- 見積差は「足場設置の有無」で出やすい
- 足場は“あり/なし”より、安全対策の根拠と内容を確認するのが大事
- 営業の相性(早い・的確)は失敗回避に直結する
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